4/15〜八幡平アスピーテライン(雪の回廊)を見てみよう
雪の回廊とは豪雪地帯の山間部で早期に道路開通する為に除雪を行った結果できる雪の壁です。この壁は崩れ落ちないように垂直に切り立っていることから、一般的に「雪の回廊」と呼ばれています。雪の回廊は東北地方では八甲田と八幡平が有名ですが、八幡平の雪の回廊は高さが最大で7~8mと八甲田より高く(八甲田の雪の回廊は6m前後)、5月GW明けの遅い時期まで見ることができるのが特徴です。また雪の回廊の延長は27kmにも及び(八幡平アスピーテライン・八幡平樹海ライン全線開通時)日本一の長さを誇ります。最近は八幡平で雪の回廊を眺めてから麓で桜の回廊を眺めるといった楽しみ方も人気を集めています。なおバスを利用して八幡平へ訪れる場合、通常路線は時期的に冬期運休となっていますが、雪の回廊の時期にあわせて「八幡平散策バス 桜と雪の回廊号」が運行していますのでそちらを利用すると便利です。
[雪の回廊の時期]
春に八幡平を訪れる皆さんにとって雪の回廊の時期や、いつまでか?というのは気になるところだと思います。
八幡平のアスピーテラインや樹海ラインは冬の間は通行止めとなっており、一般の方が一番見事な雪の回廊を見ることができるタイミングは、気象状況により毎年異なります。基本的にはアスピーテラインは4月中旬が目安、遅くともGW前。樹海ラインはアスピーテラインより一週間ほど遅い4月下旬となっています。
またいつまで見れるか?というのもやはりその年の気象条件により異なってきますが、一般的にはGW期間中までは満足のできる光景を眺めることができます。
【2021年の雪の回廊開通日】
●八幡平アスピーテライン
2024年は4/15(月)10:00〜開通予定
●八幡平樹海ライン
2024年は4/26(金)10:00〜開通予定